1行書くだけ日記(書評)
ショーペンハウアーの「幸福について」か「読書について」かに、日記を書き日々を振り返るとよいと書いてあります。
日記を書くことを習慣にしようと、今まで何度も取り組んできましたが、いつも三日坊主で終わっていました。
そんなとき本屋をぶらぶらしていると、1行書くだけ日記という本がありました。
あまりビジネス本は買わないのですが、気になり立ち読みすると、これが意外と面白かったので買ってみました。
日記ときくと、今日はどこどこでなになにをしてこう思って〜と書くイメージですが、本によるとたった1行でよいとのこと。
例えば、
○月△日
1行書くだけ日記という本を読んだ
たったこれだけでよいとのこと。
これだけでなんか意味あんのかよー!と思いますが、大事なのはこのあと
やったことに対して「自分にとっての意味」を考えましょう、そしてその「自分にとっての意味」から気づきを得ましょうということらしいです。
どういうことかというと
○月△日
1行書くだけ日記という本を読んだ
↑
「自分にとっての意味」
日記を書いて日々振り返りをしたいと思っているけど、なかなか継続できないからいい方法はないかなと探していた
↑
「気づき」
自分は日々の振り返りをして、自分がちゃんと成長しているか確認することが大事だと考えている
↑
「やってみよう」
1行日記をやってみよう
という具合です。
日記は面倒くさいものなので、継続できる1行でいい、その代わりその1行からしっかり気づきを得ましょうというのが本書でございます。
気づきを増やしていけば、自分のやりたいことがわかったり、能力が上がって金が増えたりするそうです。
他にも、たった1行だけでも、あーこの日こんなことあったなぁと思い出すことができ、思い出すことができればまたそこから気づきを得られる。
自分にとっての意味などは、月日と共に変わってくるので、見返すたびに新しい発見がある。
というようなことが書いてあり、たった1行でなんか変わるのか?と思っていましたが、確かになーと思いました。
実際、本書を読んでから1行日記を書いています。
果たして、能力が上がって金が増えたりするのでしょうか。
半年、一年経ってから効果の方をまた書きたいと思います。