書評 トヨタ式資料作成術(マンガ版)
仕事で、企画書や、報告書を作るときうまく他の人に伝わらないという悩みを抱えていました。
言語能力がないためか、文がついつい長くなり、誤解をされていたり、そもそもろくに読まれないという有様でした。
そんなときブックオフでトヨタ式資料作成術という本を見つけて、トヨタならなんか凄いこと書いてあるかもと思い、読んで見るとトヨタは資料を紙1枚(A3)にまとめると書かれているじゃありませんか!
だらだら長々と書いてしまう俺にぴったりじゃないか!ということで早速買いました。
本書の流れ
問題となっていることを挙げる→その問題が現状どうなっているか確認→目標を立てる
→その目標を達成するために問題を分析する→解決策を出す→実行計画を立てる→結果検証する
という流れになっています。
これだけ見れば普通のことですが、何が凄いかというと、本書にあるトヨタ式資料作成術を使えば、上記のことが紙一枚に収まるということです。
本書の真似をしながら試しに資料を作ってみました。
(ついついYouTubeをみてしまう問題 これはA4なので2枚に使っている)
トヨタ式資料術をやってみた感想は、これはめちゃくちゃ役に立つと感動しました。
A3用紙1枚で済むので、視覚的に何が書いてあるのかすぐにわかります。
どういう問題が、どういう理由で問題になっていて、どう解決していけばいいのか、すぐに読み取ることができます。
特に、役立ったのが現状と分析を抜き出していくとき、「なぜ?」を5回繰り返すことが役立ちました。
例
YouTubeを見る時間を減らしたい(なぜ?)→読書や勉強に時間をかけたいから→仕事のスキルを高めたりして生活を良くしたいから→お金が欲しいから→自由にお金を使いたいから
これをやると、本当の理由が見えてきて、自分でも驚くような理由が出てきます。
深いところまで掘り下げるので、本質がわかりどう解決していくかもわかりやすくなります。
その甲斐あってか、このYouTubeを見る時間を減らす案を作成してからYouTubeを見る時間がかなり減りました。
今まで1日3時間以上みていたのに、最近では1日1時間もみないようになってきました。
YouTubeを見る時間が長いという癖は、今まで散々治そうとしてきましたが失敗してきました。
今回うまくいっているのは、きっと、問題の核みたいなところまで掘り下げるので、解決案がかなり具体的になるからだと私は思います。
このように仕事の資料じゃなくても、自分の生活で直したいものや、できるようになりたいことを紙1枚にまとめても全然ありです。
むしろ仕事よりも、日常生活で直したいことや、自分のやりたいことを考えるときなどは全部このトヨタ式資料術を使っています。
下手なスピリチュアル本を読むよりも、トヨタ式資料術を使って考える方が、自分の考えてることがよくわかるためよっぽど人生変わると私は思います。
まとめ
・トヨタ式資料術は凄い!
・仕事でも使えるが、日常生活に使っても全然あり
・全社員がこの資料術使えるのは凄いなーうちの会社とは雲泥の差だー