読書すれば人生変わる

本を読むことによって人生変えてきました

書評 自己肯定感を上げるOUTPUT読書術

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自己肯定感を上げるoutput読書術という本を読みました。面白かったので備忘録としてこのブログにoutputしていこうと思います。

 

本を読んでいるけどすぐに忘れてしまう、S N Sで発信したいけどどうすればいいかわからない、という人は読んでみてください。

 

今回はアウトプットのやり方が書かれている2章のみまとめていきます。

 

「読んだ本をoutputすることで、本の内容が記憶に定着し、知識が増える。知識が増えるということは世界の見え方が変わる。世界の見え方が変わるということは人生が変わる」

 

というのが本書の結論です。

 

そもそもアウトプットとは、誰かに話したり、誰かに向けて書いたりすることです。

 

なぜ読んだ本をアウトプットする必要があるのかというと、ただ読んだだけでも記憶に定着しないからです。

 

大切なのは、読書をする行為そのものではなくどのような読書をするかということです。

本をただ読んで「あー面白かった」と済ましていても時間と金を無駄にするだけで何も変化しません。

 

なので、どうせ読書するなら読んでそのままにせずアウトプットを行いしっかり糧にしていきましょうというのが第2章の目的です。

 

では、アウトプットのやり方についてまとめていきます。

 

アウトプットの4つステップ

 

本書によるとアウトプットにも型があるそうです。なんとなくという感覚でアウトプットしても何も身に付きません。

 

重たいものをただ持つだけでは筋肉はつかないのと一緒で、きちんとしたフォームや適度な重量でトレーニングすることによって筋肉はつきます。

 

アウトプットも同じで、正しいやり方というものがあります。

 

そのやり方というのは4つのステップに分かれています。

 

1 インプットした情報を整理する

自分自身が仕入れた情報を整理する。読んだ本の内容をメモ帳やノートなどに書き、整理する。本の要点が理解できているか、著者の言いたいことがわかっているかをしっかり

 

2 インプットした情報の理解

整理した情報を理解する。本の要点が理解できているか、著者の言いたいことがわかっているかを見直す。理解できなければただなんとなく読んでいる可能性がある。

 

3 インプットした情報の編集

理解した内容を自分の言葉で表現する。著者の言っていることを自分なりに噛み砕く。

 

4 インプットした情報の出力

S N S ブログなどで発信する。「このとき大切なのがどの層に向けて発信する」のかということ。

 

簡単にいうと、本を読んで、ただ終わりにするのではなく、メモしてまとめて、著者の言いたいことを自分の言葉で言い表せるようになろう。それを発信しよう、という具合です。

 

簡単なように見えますが、「ただ本を読んで終わり」としていたものを「本を読んで、メモとって、著者は何が言いたいのか理解して、自分の文章に起こして発信する」とするのは中々ハードルが高いでしょう。

 

大半の人がそんな芸当できないと思います。

 

したがってアウトプットを継続させるコツが2つ書かれています。

 

アウトプットの2つの大原則

1つ目は「自分のペースを崩さないこと」です

 

「よーしアウトプットやるぞー!人生変えるぞー!」なんて一念発起してやってもすぐに挫折します。

 

アウトプット読書術は終わりのないマラソンのようなものです。なので、走り続ける、つまり継続させることが何より大事です。

 

いきなりトップスピードで走り出しても息切れしリタイアします。

 

自分のペースを保って走り続けること、それが守れるペースで取り組みましょうということです。

 

2つ目が「他者と比較しないこと」です

アウトプットすることはS N S、ブログなどで発信することになるのですが、その時にいいねの数を気にしたりするのはもってのほかということです。

 

人と比べても自己肯定感が下がるだけです。比較するなら過去の自分と比較しましょう。

 

アウトプットを始めて、どれだけ変化したのか、どれだけ変わったのか、自分自身に目を向けるべきなのです。

 

特に陥りがちなのが、「50冊読んだ」とか「この本を読破した」とかそういうのを目的としてしまうと、読書が他者からの承認欲求の手段となり、読書自体が苦痛になるため注意が必要とのこと。

 

やはり「自分のペースで取り組むこと」が何より大事だということがいえます。

 

アウトプットすることで身に付く力

では、アウトプットをすることで具体的にどのような力が身につくのか。本書によると3つあります。

 

1わかりやすく説明する力

入手した情報を整理し理解して、自分の言葉に置き換えて表現するということを何度も繰り返すことによって、ビジネスシーンなどでも自然と言葉が出てくるようになるそうです。

読んで、書いて、表現してを繰り返すため言語能力が磨かれるといったところでしょうか。

 

コミュ力が身につく

アウトプットすることで、本から仕入れた情報が脳に定着し、会話の中で自然と使える知識へと生まれ変わるそうです。

 

3構造化する力

構造化とは本書によると複雑なものをすっきりと理解しやすい、単純な形にする力と書かれています。

 

アウトプット=「本の中身を整理し、理解し、自分の言葉で表現し、発信する」ということは情報を一度バラバラにして自分なりに組み立て直すということです。

これをすることによって、一見解決し難い問題が解決できたり、難しい内容を簡単にわかりやすくまとめることができるようになります。

 

 終わりに

という具合で、第2章をまとめていきました。

 

今こうしてブログに書いているのもさっそくアウトプットしてみようということでやっていますが、確かに記憶に残ります。

 

今まで読んで終わりということが多く、ただ多くの本を読むことに注力していたのですが、これからは気に入った本はアウトプットするようにしていきたいと思います。

 

 

まとめ

・本を読んだらそのままにするのではなく、SNSやブログにアウトプットしよう

・発信するのもただなんとなくじゃなく正しいアウトプットのやり方でやろう

・アウトプットのやり方は「仕入れた情報を整理し理解する、それを自分の言葉で表現し発信する」

・アウトプットは終わりのないマラソンのようなもの。継続させることが何より大事!自分のペースを保って楽しんでやろう。他者との比較はもってのほか

・アウトプットすることで言語能力が上がって知識も増えてコミュ力も上がる。あと構造化もできるようになる。

・そうなれば、世界の見え方が変わって人生が変わる!!